こんにちは、ゆきです。
私は学生時代 すっっごく肌が汚かったです。
小学校高学年のときに額にニキビができ始め、中高生の頃は顔中にニキビがあり、毛穴まで目立ち始めて…
どれくらい肌が汚かったかというと
「ちゃんと顔洗ってる?」
「枕カバー毎日変えると良いらしいよ!」
と知らない人にアドバイスされるレベル。
一日中ニキビについて調べて、顔も枕カバーもめちゃめちゃ洗ってるわ!!!!(怒)
「どうせみんな私のこと肌汚いと思ってるんだろうな…」
と怖くなって人の目をちゃんと見て話せなくなりました。
そして「ニキビに効く!」と書かれた化粧水・パック・ピーリング・食べ物・方法は片っ端から試し、皮膚科にも行きました。
しかし劇的に良くなった方法は一つもありません。
最初は良くても段々悪化してくるんですよね。。
しかし、現在ではかなりその肌荒れも良くなりました。
- ボコボコニキビだらけ脂性肌→人並み普通肌
- スキンケア探し地獄から卒業できた
- 人と目を合わせて話せるようになった!
まだ「美肌」とは言えませんが、昔に比べたら大進歩です。
そうなったきっかけは、この本に出会ったから。
今回は
- ひどいニキビ肌が良くなったスキンケア方法(※お金かかりません)
- このスキンケアがうまく行くためのコツ
- その他気をつけて効果を体感したこと
をご紹介します。
固形石鹸で洗い、ワセリンを塗る
結論からいうと、それだけです。
その代わり、クレンジングも化粧水もやめる。
本当にそれだけ。
正直、すぐに綺麗にはなりません。
一時期すごく肌荒れして、化粧水をもう一度使ってみたり、ピーリングしてみたり、かなり試行錯誤しました。
それでも今はワセリンのみに定着して、年単位での効果ではありますが、
- ニキビ→できにくくなった
- 毛穴→鼻と頬の毛穴が小さくなった
- シミ→左頬の小さいものはいくつか消えた
とかなり効果を感じています。
肌自体が強くなり、以前よりも肌荒れしづらくなりました。
参考にしたのは宇津木龍一先生の本
皮膚科医の宇津木龍一先生が書かれた本です。
- 化粧水や乳液に含まれている界面活性剤が肌にいた常在菌を殺し、肌のバリアを壊してしまうため、何も塗らない方が良い。
- むしろその方が肌の常在菌のバランスは正常になり、肌荒れしづらい丈夫な肌になる。
スキンケアの常識がひっくり返りますよね。
それまでの私は
肌に合うスキンケアさえ見つかれば、絶対肌は綺麗になる!!
と意気込んでスキンケアにお金を費やしていたので、この本を読んだときは正直凹みました…
私がやっている宇津木式の具体的な方法
※私がやっている方法ですが、試行錯誤して見つけた方法なので、宇津木先生の本と全く同じ通りにやっているわけではありません。
アレンジを加えているところもありますので、一個人の方法として見ていただければと思います。
朝はぬるま湯→ワセリンのみ
ぬるま湯で5~10回ほど流し、ワセリンを塗ります。
ワセリンの量は、1~2cmとやや多め。
宇津木先生の本には
「乾燥するときに米粒程度」
と書かれていますが、私の場合何もなしor米粒程度だと乾燥して痒みが出て、肌荒れが悪化しました。
また、完全に朝洗顔なしにしてしまうと、これもまた肌荒れ悪化したので、ぬるま湯で必ず 洗うようにしています。
これは個人差あると思いますので、色々試して自分なりの量を探してみてください。
私が使っているのは、ワセリン サンホワイト。
白色ワセリン、プロペトなど様々なワセリンがありますが、
サンホワイトは一番不純物が少なく、成分が安定しており、紫外線による劣化なども起こりにくいです。
(低)ヴァセリン<白色ワセリン<プロペト<サンホワイト(高)
その分他のワセリンに比べて値段が少々高めになりますが、
たくさん使うものではないので、こちらを使用しています。
ベースメイク用品を石鹸オフできるものに変える
ベースメイク用品は、石鹸オフできるものに変えます。
完全ノンケミではないですが、ラロッシュポゼのBBクリームもかなりおすすめ。
他、おすすめの石鹸オフコスメについてはこちら。↓
リップ、チークについても石鹸オフできて尚且つ発色も良いコスメがたくさんあります。
夜は固形石鹸で洗い、ワセリンを塗る
クレンジングをせず、牛乳石鹸(青箱)をしっかり泡立てて顔の上に泡を乗せる。
肌には触れない。
すすぎは20回位。
油分を取りすぎないため、あまりたくさんしていません。
そのあと、サンホワイトワセリンを1~2cm出して塗る。
ワセリンを塗るときはこすらずに、手にワセリンを広げて、掌全体でポンポンとスタンプを押すかのように顔全体に優しく塗ります。
決して、力を入れないように。
そしてティッシュオフして終了。
時間もかかりません。
宇津木式で使う石鹸について
宇津木先生おすすめの理想の石鹸は
成分表示に「石ケン素地」もしくは「脂肪酸ナトリウム」としか書かれてない純石鹸。
私も何年間も
などの純石鹸を使っていました。
しかし、近所のドラッグストアに売ってない時期が続いて。
一度完璧なこだわりを捨てて 牛乳石鹸青箱を使ってみたところ、
これでも特に肌荒れする様子はなかったので、そのまま継続して牛乳石鹸を使っています。
石ケン素地/香料乳脂(牛乳)/水/ステアリン酸/酸化チタン/EDTA-4Na
これらの成分が気になる&これから宇津木式を始める方は、まずは純石鹸から始めてみることをおすすめします。
ミヨシ石鹸、牛乳石鹸 無添加は乾燥しすぎず、かなりおすすめ。
クレンジングしなくて大丈夫?
宇津木先生の本曰く、
「多少顔に残った汚れは、アカと一緒に落ちるので気にしなくてOK。むしろクレンジングの害の方が肌には大きい」
とのこと。
長年クレンジングしていませんが、それが原因で肌荒れをしている感じはありません。
ただ、小鼻にファンデーションが残って汚く見えるときがあるので、
そのときはラロッシュポゼ クレンジングウォーターをコットンにつけて、優しく取り除いています。
他の拭き取りクレンジングは刺激が強く、肌に合わないことが多かったのですが、こちらは肌荒れせずに使えています。
皮膚を健やかに保つセレンという成分が含まれたフランスの湧水 ターマルウォーター配合されており、
パラベンフリー・アルコールフリー・オイルフリー・ノンコメドジェニックと肌に優しいです。
宇津木式へうまく移行するために
「デパコスを使って毎日パックして肌が綺麗、スキンケアは癒やしの時間!」
という方が無理する必要はありません。
ですが
- 何をしても肌荒れが治らない
- スキンケア代を節約したい
という方には試す価値があります。
ただ、いきなり化粧水やクレンジングをやめてワセリンのみにすると、
高い確率で失敗します。
化粧水や乳液などで守られてきた肌が急に晒されるので、
ひどく乾燥・肌荒れする可能性が高いです。
脂漏性皮膚炎になる可能性もあります。
無理せず、少しずつ変えて行くのがおすすめです。
まずはクレンジングをやめてみる
まずは全て石鹸で落ちるメイク用品に変えて、クレンジングをやめるのが一番難易度が低いです。
メイクは石鹸のみで落とします。
中には、これだけで長年の乾燥が治った!という方もいるそう。
また安達祐実さんが表紙の「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」にも石鹸オフできるメイク用品がたくさん載っていて参考になります。
そしてその後、
- パックやピーリング、擦ることを控える
- 乳液をワセリンに変えてみる
など少しずつステップを踏んでいくと上手くいきやすいです。決して無理は禁物。
日焼け止めも石鹸オフできるものへ変える
宇津木先生は本の中で、日焼け止めの害についても書かれていますが、色々試した結果、私は塗ったほうが良いという結論に落ち着きました。
塗らないと、シンプルにシミが増えました。(悲)
当時10代だったのに。日傘で防備してもアスファルトの照り返しもあるので、完全に防ぐのは難しいです。
左頬の小さいシミいくつかがいつの間にか消えていました。
現在はNOV UVローションEX SPF32 PA+++を使っています。
伸びが良く、白残りしづらくて使いやすい。
こまめに塗り直しはした方が良いです。
他おすすめの石鹸オフできる日焼け止めについてはこちら↓
他に気をつけて効果があったこと
化粧品の力に頼らないということは、体の状態が肌にストレートに出やすくなるということ。
より一層スキンケア以外のことに気を遣うようになりました。
その中でも効果を感じたものをご紹介します。
毎日湯船に浸かる
これは効果抜群!
凝りも減ったし、明らかに肌荒れしづらくなりました。
血行を良くすることはすごく重要です。
ビタミンCを多めに摂取する
ビタミンC豊富のキウイ、苺、みかんなどを意識して取りつつ、サプリメントを併用しています。
マルチビタミン、ビタミンB、E、MSM、シリカ……など、肌のために色んなサプリメントを試しましたが、一番効果を実感できたのは、オーソドックスなビタミン Cでした。
顔だけではなく、体の触り心地も変わります。
タンパク質を取る
「美肌には野菜!果物!トマトジュース!」
と書いてあるのをみて、全部試しましたが、私には特別効果を感じられませんでした。プチ断食でもなぜか悪化。
一番効果を感じたのは、
「タンパク質を意識して取ること。」
人間の皮膚や髪の毛って、タンパク質からできているんですよね。
- 牛乳(★)
- きな粉(★)
- 卵
- 納豆
- 豆腐
この辺を意識的に取るようにしています。
嗜好やアレルギーなどもあると思うので、自分の得意なタンパク質で試してみてください。
ちなみに私はプロテイン飲むと顎ニキビが増えるのでダメでした…
ヘアケア剤に気をつける
顔に付けるものに気をつけても肌荒れが治らないのは、
宇津木先生の本では、「シャンプーも肌や肌にとっては害なため、湯シャンが一番!」と書かれており、実践しましたが上手くいかず…。
石鹸シャンプーも抜け毛が増えてしまって。
失敗談
代わりに、アミノ酸清浄成分が使われているピュアナチュラルシャンプー(サラサラ)を使っています。
合成香料・着色料・紫外線吸収剤・鉱物油など不使用でお肌に優しいです。
他おすすめシャンプーはこちら
※2021年9月現在は、木村石鹸のシャンプーをメインに使ってます。
そして、洗い流すトリートメントは無し。
どれだけしっかり洗い流しても肌荒れしてしまうので、もう使うのをやめました。(ヘアカラーの後のみ使っています。)
代わりに使ってるのが、
この組み合わせは肌荒れに影響はなく、洗い流すトリートメントなしでも
ミルクタイプの洗い流さないトリートメントに、オイルを1滴混ぜるとより髪がしっとりサラサラになります。
オイルは何でも良いのですが、手に入りやすく安価で、頭皮マッサージやシェービングなどと用途が広いオリブ油を使用しています。
宇津木式 まとめ
肌断食・宇津木式の具体的な方法やメリットについて紹介しました。
- 何をしても治らない肌荒れは、石鹸+ワセリンのみのシンプルスキンケアにしてみよう。
- 移行は簡単ではないので、まずはクレンジングをやめてみるところから始めるのがおすすめ。
- スキンケア以外にもヘアケア製品やタンパク質摂取、入浴などもするとより◎
- 決して無理はしない。
「美肌になるためにはしっかりスキンケアして、どんどん美容成分をプラスする」
というのが世間の通年ですが、それでもどうしても肌が荒れるなら、それは肌に合っていない、もしくは肌のバリアがどんどん壊れてしまっている可能性大。
プラスしてだめなら、マイナスしてみる。
どんどん減らしてみる。
それが案外、肌荒れへの突破口なるかもしれません。
追記:マスク荒れが治らなくなったのをきっかけに、宇津木式を卒業しました。
現在では、肌がより敏感なときやレチノールが使えないときに、宇津木式で凌いでいます。
現在のスキンケア方法
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