「心から気に入ってる物は、なるべく長く使い続けたい!」
と思っているのですが
お気に入りのものは使う頻度が高くなるからこそ、どうしても傷みが早くなるんですよね。
私が約4年使っている本革バッグ。
とても気に入っているのですが、長年使っていると、角擦れが気になってきました。
うーん。さすがにあまり見た目が良くないな。修理に出してみようかな?
と調べてみたところ、
「修理代→1角5000円」
つまり4角で2万円…!!!
しかも角擦れ以外にも微妙に擦れているところがあるので、修理に出すとさらに値段が嵩む可能性も。
もうそれなら同じものを買い換えた方が良くない?
と思ったのですが、
せっかく革が柔らかくなってきたし、できればこれからも大切に使いたい。
なので、自分で角擦れを補修してみました。
失敗したら新しいの買おう…
すると、、
案外うまくいきました!!
近くでよーく見たら粗がわかりますが…笑
パッと見は綺麗になったかなぁと。
なので今回は
「手持ちの革バッグの角擦れを自分で補修する方法」を紹介します。
こちらのバッグを使用しています
準備するもの
サフィール レノベイティングカラー
今回使ったのはコレ。
本革にも合皮にも使えます。
これの色選びがとっっても大事。
色選びさえ上手くいけば、9割修理成功といっても過言ではありません。
色は全部で42種類あり、色見本はこんな感じ。
≫引用:お手入れ応援ハッピーバリューコム|革のお手入れとシューキーパーの専門店
「この色見本だと分かりにくいな…」という方には、こちらのYoutubeがとても参考になります。
気になる色のところで一時停止して見比べていました。
どうしても色選びに不安・もしくは同じ色がない気がする……という場合には、
似たような色を2色買う・もしくは水で薄めて使用することもできます。
ポリエステル手袋orゴム手袋
公式の説明書では
「クリームを指で塗る」と書いてありますが
「爪などの間に入ると取るのが大変なのでは?」と思い、手袋を使って塗りました。
結果、手汚れずに済むし、片付けも楽なので、あって正解でした…!
新聞などいらない紙
インクが床や壁に付くと、なかなか取れなくて大変。
必ず新聞などを引いて行いましょう。
革バッグ角擦れ 自分で補修する方法
①バッグの汚れを落とす
まずは、インクを塗るときに汚れを巻き込んでしまわないため、全体の汚れを落とします。
適当に家にある洋服ブラシや、タオルでふくだけでもOKですが
本革の場合は、馬毛などのブラシがあるとより細かい汚れが取れます。
②手袋をした手にインクを指に取り、少しずつ塗っていく
サフィール レノベイティングカラーは匂いが強いです。
気分が悪くならないように、換気をしっかりしてから始めましょう!
今回使ったのはサフィール89番チェリー。
色はドンピシャでした。
指に取り、少しずつ塗っていきます。
色を混ぜたり水で希釈する場合は、
トレイなどのうえで色を混ぜます。
まずい!色が全然違う
という場合は、リムーバーで落とすこともできます。
③10分乾かす
乾くのはとても早いです。
10分待たなくてもカラカラになっていますが……しっかり乾かすために10分待ちます。
④まだ気になるようであれば、さらに上から重ねて塗る
一旦出来上がりをチェック。
「まだ傷が気になるなぁ」
「あ、こんなところにも傷があった」
と後から気づいたときは、さらに上から少しずつ重ねて塗ります。
⑤完成
完成!
深い凹みや傷までカバーするのは難しいですが…小さな凹み、色のはげ、角擦れくらいであれば綺麗になります。
まとめ
- 革バッグの角擦れは自分でも直せる
- 使うのはサフィール レノベイティングカラー。色選びが命
- 手袋などをつけた手などで少しずつ傷に塗る。すぐ乾く
- 深い傷などには使えないが、浅い傷や角擦れくらいであれば綺麗に直せる
思っていた以上に簡単にできました!
今回は赤いバッグを補修しましたが、黒を1本持っておけば、黒い革靴のヒールや先が傷ついたときの補修にとても便利だと感じました。
参考になれば嬉しいです。
つげ櫛のお手入れについてはこちら
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